世界的なファイナンシャル・インクルージョンの推進、WSBI加盟銀行の競争力強化と
顧客層拡大に貢献
2010年6月22日(ワシントンDC) マイクロファイナンス・インターナショナル(MFIC)は世界貯蓄銀行協会(WSBI) と提携し、同協会がファイナンシャル・インクルージョン[i]の一環として推進する「フェア・バリュー・レミッタンス(適正価格送金)」の普及に向けて、「送金スイッチ」の構築に参画する。「送金スイッチ」の指定プロバイダーに選ばれたMFIC、スペイン貯蓄銀行連盟(CECA)、アフリカの送金大手Money Express社がそれぞれのシステムを相互に接続し、加盟銀行間だけでなく非加盟銀行間との送金も可能にする。「送金スイッチ」の導入で、社会、規制環境やテクノロジー導入のレベルが大きく異なる金融機関同士の取引を促し、広範な展開とより大きな効果を狙う。
「送金スイッチ」は、透明性が高く安全な送金サービスの提供が、顧客ベースの強化につながるよう、加盟銀行支援の一環としてWSBIが立ち上げたものである。
「送金スイッチというアプローチを取ることにより、加盟銀行は変化の激しい移民の流動や送金市場の変化に、より迅速に対応できるようになります。立派な実績を持つ革新的な3社と提携したので加盟銀行は付加価値の高いサービスを提供することができるようになります。」WSBIマネジングディレクターのChris de Nooseが述べた。
MFICの執行副社長カイシュミッツは「送金サービスを利用する送金者、受取人、両方の金融サービスへのアクセスを改善するという共通の目標に一緒に取り組むことができて非常にうれしく思います。」と述べた。「アリアスは世界的規模、多様性を包含するWSBIのイニシアティブを実現するのに必要なあらゆる機能を備えています。」
アリアスは初期導入コストと運用コストが低いため、銀行は価格競争力の高いサービスを提供することが可能になる。また銀行のニーズに合わせて柔軟にカスタマイズできるため、銀行は市場環境に応じて透明性の高いサービスを独自に構築することができる。ブランド、価格、為替レート、コンプライアンスモニタリング、決済、コンプライアンスのレポートなど独自に設定することができる。
アリアスは他のシステムへの適応性が高く、オンライン、携帯電話、POS機器、IVR(音声自動応答装置)、電子キオスク、ATMなど多様なインターフェースを通したサービス提供が可能である。今後数年内に携帯電話を使った送金(モバイルペイメント)の急速な普及が見込まれる中で、WSBIの「送金スイッチ」は加盟銀行が世界のペイメント市場で競争力を発揮するのに有効である。また社会的インフラが未発達な地域への送金のデリバリーも可能になる。更に、海外支店網を持つ銀行にとっては、アリアスのマルチ通貨決済機能がオペレーションの効率化に有効である。
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世界貯蓄銀行協会(WSBI)
WSBIは世界最大級の国際的銀行業界団体で、貯蓄、リテール銀行の団体としては唯一の世界組織である。1924年創立、現在90カ国以上の貯蓄、リテール銀行が加盟している。WSBIは国際金融機関や開発機関と協力しながら途上国、先進国を問わず全世界で金融サービスへのアクセスを促進している。今日、加盟銀行は計16万の拠点を通じてサービスを提供している。加盟銀行はそれぞれの営業地域で長期にわたり責任ある再投資活動を行い世界各地で企業の社会的責任のベンチマークとなっている。
[i] ファイナンシャル・インクルージョン:貧困層の既存金融システムへの取り込み、つまり貧困層に対する金融サービス普及を推進し、貧困削減につなげること。G20の議題にもなっている。



